リコンパイルする比率について

エミュレーションと静的リコンパイルのハイブリッドなので、それらの比率は適切な値を設定してやる必要があります。
比率をどれぐらいにすれば、高速かつコンパクトなバイナリになるかを、値を変えながら試してみました。

実際には、プログラム領域で実行回数が多かった命令のアドレスの内、トップ何パーセントをリコンパイル対象にするかを、数値指定します。
文章で書くとかなりややこしいですが、使う分には、単に適当な数字を指定すればいいだけです。

そうしたところ、トップ5パーセントをリコンパイル対象にするだけでも、エミュレーション実行クロックの割合は0.01%程度であることがわかりました。
トップ5パーセントだけでもこれほど性能が出るとは思いませんでした。これなら、バイナリサイズ的に全然問題になりません。
けっこういい感じです。