気が付いたこと

なんで今まで気が付かなかったのかが不思議なんですが、プログラムカウンタの加算を全部はしょれることにさっき気が付きました。
エミュレーションではなく、トランスレートの場合です。
今までは、6502の1命令を変換したコード中には、必ずプログラムカウンタの操作が含まれていました。
これを全部無くせるので、コードサイズ的にも実行速度的にもかなり効くのではないでしょうか。
それから、会社で使ってるボロPCでも、家の速いPCとあんまり実行時間が変わんないんですよね。
もしかしたら、処理時間を計測するコードが正確に計れてないのかもしれません。実はOS側のオーバーヘッドで発生する時間の割合が大きくて、実際の処理時間はかなり速かったとかだといいんですが…

なんか意外と今の現状で、携帯に移植しちゃってもけっこう高速に動くんではないかという気もしてきましたよ。

今まで考察した最適化を一通り実装したら、携帯に移植してみることにします。
まあ、携帯アプリは全く作ったことがないので、まずは開発環境を作って、サンプル的なプログラムを書いてみないとだめですね。

んーこれでトランスレートしたものが、60FPSとかで音ありで動かせたら、まじで売り物になる気がしてきましたよ。

iアプリドラクエとかを普通に移植したら、数千万の開発費用がかかるはずです。
ドラクエみたいな人気作品なら、費用をかけて移植しても儲けがでるでしょうけど、マイナーな作品だと開発費を回収できるほどの売上が上がらないと思われます。
でも、マイナーな作品だって需要が無いわけではなく、昔よく遊んでて思い入れのある人もいるはずです。
そういう作品でも、トランスレータを使って移植すれば、採算ベースに乗せることができるのではないかと思います。