プチツーリング

私の買ったDR-Zはいろいろパーツ付いててそんなに距離は走ってないわりに安かったんですよね。

まあ結構あちこちキズは付いてましたが、ベースがオフ車なので、別に気になりません。

でも、付いてたタイヤだけは駄目でしたね。

溝が無いのを通り越して、タイヤコンパウンドの下の内部のゴムが露出してたりする状態でした。

前タイヤは両サイドがやたら減っているのに、後タイヤは真ん中だけ減ってたりして、
別々にどっかから拾ってきたタイヤを前と後で付けたんじゃねえか?っていう感じでした。


ちょっと走ってみた感じは、最初めちゃめちゃ倒しこみが重いのに、途中から突然ふらっと急激に倒れだすという
やたら不安定でした。


これは危なすぎるということで、早速バイク屋に持っててタイヤ交換をお願いしてきました。

どんなタイヤの銘柄が良いのか分からないので、メーカー純正のタイヤを入れてくれ言いました。

ダンロップD208が純正タイヤだが、今はその後継のモデルとしてダンロップD253というのが出てる、とのことでした。
純正だとしてもわざわざ古いモデルを選ぶのもアレなので、D253を買うことにしました。


タイヤを新しくしたら、ハンドリングが劇的に変わりました。
免許取り立ての私でも、はっきり分かります。
安定して地面に食いつくので、バイクを倒しこむのが怖くないんですよね。


でも、タイヤを交換して最初の100キロぐらいは、タイヤの皮がむけてない状態なので、本来のタイヤの性能は
出てない状態です。

タイヤの皮むきついでに、ちょっとどっか遠くに行ってみることにしました。


私は、はっきりいって方向オンチで、地図を読むのが苦手です。
道を覚えるの苦手なんですよね。


とりあえず知ってる道を走ってみることにしました。

仙台西道路から山形方面へ走って、天童まで行きました。
天童から、国道13号線を北へ走り、舟形町まで行きました。

舟形町には、小国川という川が流れていて、アユが名物になっています。
アユの塩焼きと田楽焼きを食べてきました。


川のすぐそばの小屋で、炭火で焼いたアユを売っています。
やっぱ新鮮なのか、めちゃうまかったです。


朝は天気が良かったのに、雨がぱらついてきて、けっこう冷えてきました。

バイクで走ってると、凄く冷えます。

小国川から、5分ぐらい走ると瀬見温泉という温泉街があったので、温泉につかってきました。
とりあえずあったまりましたが、山の方へ来るときは、かなり厚着してこないとまずかったなと思いました。

コンビニでホッカイロを買って、腹に貼ってしのぐことにしました。

その後、日が暮れてきてますます寒くなりました。
雨に濡れた山の中の道を走るのは、なんだか心細かったです。

車の後ろにくっついて、ゆっくり走って帰ることにしました。
47号線をずーっといって、その後4号線を通って帰ってきました。

250キロほど走りました。
結構ケツが痛い。

「黄色い三角木馬」と呼ばれているのは伊達ではなかったようです。
2chではそう呼ばれてました。このバイク。
シートが狭くて、硬いんです。


250キロ走るのに、8時間かかりました…
山の中でコンビニ見かけるたびに寄って休憩してたりしたので、だいぶ時間かかりましたね。


教訓としては、

  1. バイクはおもいっきり厚着して乗ること(寒かった)
  2. バイクは夜走るもんじゃない(夜は怖い寂しい)

っていうことを思い知りました。